1件のコメント

  1.  懐かしい人に再会することができました。
     もう40年ほど前になるでしょうか、私は松平さんを含む主に繊維関係の人たちと共に「桐生トライアル・クラブ」に所属していました。トライアルというモータースポーツは、今では大変マイナーな競技になってしまいましたが、かつては日本のオートバイメーカー4社すべてでトライアル用バイクを作っていました(競技用を含む)。トライアルを簡単に説明すれば、障害物の置かれたセクションという十メートル余りのコースを足を地面に着かずに走りきる(なるべく少ない足つき回数で走る)というもので、スピードは関係ありません。
     クラブで借りていた菱の山の中で、みんなで真剣にセクションに挑んでいました。松平さんは、ここで紹介されているようにすでに金枠の仕事をされていましたが、ほかにも刺繍屋さん、織屋さん、刺繍の下工程のパンチ屋さん?(刺繍の針がどのような順でどの場所を刺すかをコンピューター入力する仕事)など、繊維でつながった皆さんが集まっていました。何かトラブルがあった時でも、話し合いをして案を出し合って乗り越えていくという、今考えてみれば、繊維会社の現場を見ているような光景だったなあと感じます。松平さんももちろんその中の一人で、ライディングの時も自分なりの工夫をして何度も何度もトライなさっていたことが懐かしく思い出されます。
     ありがとうございました。

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