桐生を誇りたい! アマチュア史家・森村秀生さん 第16回 家康の遺骨が通った裏街道

そして、鹿沼での4日間が残った。 川越では徳川家康を神にする大法要を営んだのだから4日間という日数は必要だっただろう。だが、鹿沼にはそんな記録はない。目的地である日光は目と鼻の先だ。たった1日の行程でたどり着けるところま...

桐生を誇りたい! アマチュア史家・森村秀生さん 第15回 家康はどこで神になったのか

森村さんの研究が次に向かったのは、家康の遺体の遷座である。 徳川家康は元和2年(1616年)4月17日、駿府城で身罷った。当時の数え年では75歳の生涯、満年齢で数えると、73歳4ヵ月の生涯だった。亡骸は遺言に従い、その日...