桐生を誇りたい! アマチュア史家・森村秀生さん 第7回 大久保武蔵鐙
もっと大久保長安を知らなくては。 東京・八王子市では、大久保長安は町の礎を築いた偉人として、いまでも市民の尊敬を集めている。森村さんは八王子市まで足を伸ばした。市役所の文化財保護課、大久保長安記念館……。「大久保長安の会...
もっと大久保長安を知らなくては。 東京・八王子市では、大久保長安は町の礎を築いた偉人として、いまでも市民の尊敬を集めている。森村さんは八王子市まで足を伸ばした。市役所の文化財保護課、大久保長安記念館……。「大久保長安の会...
桐生新町の地図上でお稲荷さんが描く斜めの線は何のためにあるのか? 桐生新町誕生の姿のおおむねは解き明かすことができたとはいえ、何とも説明できない謎が残ったのである。どこにもはまりそうにないジグソーパズルのピースは何とも腹...
桐生新町に残るお稲荷さんを訪ね歩いた森村さんは、それまで誰も考えたこともなかった桐生新町が生まれ落ちた時の姿を描き出した。 お稲荷さんは、45間、150間の間隔で規則正しく並べられており、それは約400年前の町立ての際の...
お稲荷さん信仰の歴史を調べてみた。お稲荷さんとはもともと穀物の神である。毎年の豊作を願う穀物の神が、なぜ荒れ地に縄入れした桐生新町の町立ての目印になるのか? インターネットで調べていたら、しめ縄メーカーである折橋商店(富...
森村さんは歩いた。徹底した現地調査である。家にあった分厚い住宅地図を抱え、カメラを片手にお稲荷さんを探して現在の本町1丁目から6丁目、そして横山町、つまり旧桐生新町を1軒1軒、歩きに歩いた。 「お宅にお稲荷さんはありませ...