街の灯 「PLUS+ アンカー」の話  その7 灯りがともった

客の多い、賑やかな家で育ったからだろうか。角田さんは人が集まってワイワイがやがやする雰囲気が大好きである。だから、捺染業もたたんですっかり人の出入りが少なくなったのが何より寂しかった。いや、自分だけではない。この家もきっ...

街の灯 「PLUS+ アンカー」の話  その11 石巻のおいしいイタリアンの会

雅子さんは自発的プランナーではない。自分で企画を立てて実行することはあまりない。だが、誰かが企画の種を持っていると、それに様々な枝葉をつけ、化粧を施して見栄えのする催しに仕上げるのは得意である。いわば、「受け身のプランナ...