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編集部レポート  「好評です!」入居者サービス
年2回のBBQが好評。入居者同士が結婚した例も
(株)アンカー(群馬県桐生市、代表取締役川口貴志氏)は、3年前から春と秋の2回、BBQ等交流イベントを開催している。
同社が2014年、桐生市のまちなかにある古民家をリノベーションした、カフェ・コミユニティスペース「PLUS十(プラス)アンカー」が会場となる。
管理物件のオーナーや入居者、テナントなど、多いとで150名ほどが参加する一大イベントだ。
「入居者の要望や不満を知りたいというオーナーは多いはず。しかし、オーナーと入居者があいまみえる機会はほとんどありません。ならば、直接顔を合わせる場をつくればいいと考えたのです」と、川口社長は振り返る。
当日は顔合わせから始まるが、オーナーが「何か困っていることはないか」と問いかけたことをきっかけに、入居者が「実は・・・」と要望を話し出すことが少なくないという。イベントで顔見知りになったことにより、その後、管理物件でオーナーと入居者が出会った際などにコミュニケーションが生まれ、良好な関係を築けるという。
例えば、入居者からの設備等に関する希望などについても「一方的な要望」と捉えられるのではなく、きちんと耳を傾けてもらえるといった具合だ。
結果、入居者満足も高まり、長期入居につながっているという。 もちろん、オーナー同士、入居者同士の交流も深まる。実際に、イベントをきっかけに、入居者同士が結婚に至ったケースもあるのだとか。結婚後、いったん一方の実家に戻ったそうだが、「『独立して桐生に戻る時には、必ずアンカーさんの物件に入る』と言ってもらえたときは嬉しかったですね」と同氏は話す。
また、15年から開催している「アンカーマルシエ」は、地元商店街と共同で開催しているもので、PLUS十アンカーの駐車場で行なっている。
1回につき、アクセサリーやバッグなど30店ほどが出店。
これまで7回開催したが、毎回来場者が増え、17年H月の来場者数は500名を超えた。 マルシエの来場者とコミュニケーションをとることで「不動産のアンカー」としての認知度がアップ。
新たな入居者の獲得につながるとともに、現入居者がイベントを通じて「桐生のまちを好き」になり、同社のファンになることで、退去防止にもつながっているようだ。

気軽に本音を話せるカフェで困りごとを未然にキャッチ
PLUS十アンカーの開設については、「地域住民はもちろん、当社の管理物件に住まう入居若様にとって“身近な存在”になりたいと思い、用事や目的がなくても気軽に立ち寄れる交流拠点と考えました」と同氏。同施設内にはレンタルスペースも設けており、料理やフラワーアレンジメント教室、セミナー、各種パーティなどがしばしば行なわれ、口々多くの人が集い、今では地域住民や入居者の交流の場として認知されている。
 「『PLUS十アンカー』が本格始動したことで、本社との運動性をより一層高める必要が生じてきた」(同氏)。そこで、イベントの企画や入居者対応等の専門部署として「アンカーレクリエーション委員会」を設立した。

入居者がカフェでスタッフに「そういえば変な音がする」「設備の調子が少しおかしい」といった身近な困りごとなどを話すことがある。カフェスタッフはこうした声を本社スタッフに連絡。本社スタッフはすぐに入居者から話を聞き対応にあたることで入居者満足につなげている。